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プログラミング - 小学生はこんな学び方をしよう [ロボット]

小学生からプログラミングを学ばせる、そんな時代に入ります。僕自身はこれを「仕掛けた側」にも知り合いが多いのでどのような未来を見ているのかも理解しています。また、プログラミング教育にかかわって30年を超えますので、早期教育(頭の柔軟なうちに論理的思考を仕込む)の大切さも十分に感じているところです。さて、そんな僕の目から見たプログラミング入門時の学び方を紹介します。

プログラミングは、「繰り返し」「条件分岐」で問題を解決することです。その過程で「変数」を上手に使うことが要求されます。すごく野蛮な書き方をすれば、この3つを上手に使えれば少なくとも小学校段階でのプログラミングは合格です。

ま、中学校では「技術家庭」の中に含まれることで、高校では「情報科」の中に含まれることで専門性が上がってきますが、土台はこの3つです。


algo0.jpgそこで、学習の初期段階に僕が生徒によく使わせていたサイトを紹介します。

それがアルゴロジックです。アルゴロジックとアルゴロジック2がありますが「条件分岐」が使えるアルゴロジック2の方が好みです。内容は、ほぼゲームで、与えられた課題を与えられたパーツ(ブロック)を用いて解決します。完全にブラウザのみで動作しますので、動作環境悩むことはありません。プログラミングを学ばせてみたいと考える保護者の方々は、ご自身で遊んでみるとよいと思います。なお、アルゴロジックの詳細についてはアルゴロジックのサイトをご覧ください。


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新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校措置が続いております。特に受験を控えた小中高校生やその親御さんは不安な日々をお過ごしのことと思います。僕になにかできることがあればと思い、相談チャンネルを開設しました。

今の所はメールのみで stem.sendai.miyagino(アットマーク)gmail.com です。

宮城県内限定で相談に対応させていただきます。なお、僕自身も再任用とはいえ現職の身ですので、お話できない内容もあることをご了承願います。

相談内容は、数学の学習に関すること、受験勉強に関することに限定させていただきます。
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ロボットを通して学んでほしいこと [ロボット]

僕はSTEM をうたう以上、技術(Technology)を通して学ぶところは大きいと信じています。いくつかの特徴的な経験があります。

15年ほど前になるでしょうか、情報科の授業で「梵天丸」というロボットを教材にして授業をしていたことがあります。それが終わった後に生徒の感想を聞いた中で「自分の書いたプログラムのとおりにロボットが動いてくれると楽しい」と書いてくれた女子生徒がいました。「なるほど!」と思った瞬間でした。彼女はその後理系科目に特段の興味を示すことなくF大学へ進学してゆきました。いまでも理系とは縁のない生活をしていると思います。

その後、新設校だった前任校では授業に LEGO Mindstorm NXT を導入し、情報科の授業で NXC のプログラミングに挑戦しました。今度はCに似た文法の言語でプログラムを書きます。もちろん教材は十分に研究して作りましたが、「残業」と称した放課後の課題に楽しんで取り組んでいた生徒たちの表情が忘れられません。彼らの一部は、今、研究者の卵として孵化の時期を待っています。

また、LEGO Mindstorm EV3 を用いた世界規模のロボット競技大会 WRO(World Robbot Olympiad)にも取り組みました。ここではロボット本体を作るセンスがプログラミングの難度を左右することを学びました。

ロボットの面白いところは「動くと楽しい」これに尽きます。教えられて動くよりも自分で工夫して動かすほうが楽しいです。したがって指導のポイントは「教えすぎない」ところです。

わかるまで調べる、考える。できるまでチャレンジし続けることは大人になってからも役に立つ大切な力です。ロボットを通して、そんな経験を子供たちに広めたいと思っています。

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